子猫の生き延びる難しさ。

GW明けて土曜日。
雨の中、会員さんからの依頼で2匹のTNRにいきました。
この会員さんは96歳の男性で、とてもお元気なのですが、
さすがに2匹のTNRはお任せするわけにはいきません。

ところが行ってみると、1匹の耳にはVカットがありました。
そしてもう1匹の子は柄からしてメスなのですが、
ご飯をもらいにくるようになって1~2年、子猫を産んだことはないそうです。
そして、見た目も長毛MIXで明らかに元飼い猫ちゃんです。
不妊手術は済んでいると思いました。
念のため捕獲器を置きましたが全く入る様子もなく、
のんびりとお庭でくつろいでいます。
この2匹のTNRは必要ないと判断し、
おじいちゃんと天ぷらそばを食べながら猫の話をして、帰りました^^


日曜日。
午前中、会の役員会に出席し、今後の活動方針について話し合いました。
午後は捕獲2件のはしごです。
1件は先日から引き続きの三毛ですが、この日もダメでした。
すでに何日かトライしていますが、なかなか捕まえることができません。
また来週チャレンジです。


そしてもう1件は市役所に通報のあった案件。

とある公園に子猫が産まれたというものでした。
すでに子猫を母猫から引き離したというので、すぐに母猫のもとに戻してもらうように伝えました。
離乳するまでは母猫に育ててもらうのが一番です。

ところが、その後見に行くと、子猫2匹が首を噛まれて死んでいました…。
どうやら父猫の仕業のようです。
いちど人間の臭いがついてしまったからなのか、
別の説では、メス猫の発情を促すためにオス猫が子猫を殺してしまうことがあるそうです。
わたしはその場にいませんでしたが、
その場にいた仲間たちはとてもショックだったでしょう。

残る1匹の子猫を探しましたが、どこにもいません。
数日探しましたが子猫は現れません。
子猫はすでに離乳している位の大きさだったようなので、
母猫のTNRを進めることにしました。

餌やりさんのいう時間に行くと、さっそく母猫とオス猫がもう1匹いました。
捕獲器をしかけると、2匹ともすんなり入ってくれました。

母猫のキジトラちゃんとオス猫の茶白くん。
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今日手術です。2匹とも無事終わることを祈りつつ。


子猫を助けることはできませんでした。
毎シーズン、子猫はたくさん生まれますが、ノラ猫が爆発的に増えることはありません。
今回のようなことや、事故や病気、カラスなどの天敵によって子猫は自然淘汰されていくのでしょう。
すべての子猫を助けることはできません。
それはわかっていますが、見てしまったり知ってしまうと、
やはり心に引っかかってしまいます。

猫たちのしあわせそうな様子を見たいがために
活動をすればするほど、辛い現実ばかり目の当たりにします。
このジレンマから逃れることができる日は、来るのでしょうか。


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Commented by さくらん at 2013-05-14 10:23 x
活動をすればするほど、辛い現実ばかり目の当たりにします。
って、同感です。こちらでも、地域猫として、確立されて長生きしても、季節の変わり目で病気になったり、いなくなったりします。
めざすところが、みえません。
Commented by musashino-cat at 2013-05-15 12:25
>さくらんさん
いつか世の中から「ノラ猫」がいなくなることを夢見て活動していますが、きっと自分が生きている間は無理だろうな~と思います。
ノラ猫は5年くらいしか生きないと言われていましたが、最近では長生きの子も結構いて、そういう子のケアはとても難しいですよね。とはいえそういう子を譲渡するなど、とてもできないし。
今のところは、目の前のやるべきことをやっている、という感じでしょうか…。がんばりましょう!
by musashino-cat | 2013-05-13 15:42 | TNR活動 | Comments(2)

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