カテゴリ:個人的なこと( 43 )

動物愛護相談センターは
なにをしているところなのか?

↓こちらご参考に。

わたしもそうでしたが、
ノラ犬ノラ猫を収容して処分するところ
と考えている人がまだ多いそうです。

センターのやり方は年々変わってきているのに
触れるのがこわいので見ない聞かない
だから現実のことが見えない、
という図式なのではと思いました。

犬に関しては
ひとりでうろうろしていれば
狂犬病予防の観点からセンターに収容されます。
しかし東京にはノラ犬はほとんどいません。
いたとして逃げてきた子か捨てられた子など。
この子達は収容されて飼い主が見つかるまで1週間保管され、
見つからなければ登録団体に引き出されるか、
センターでの譲渡に切り替わります。
ただし、けがや病気でこの先苦しむほかはない状況、
または噛んだりするなど譲渡できない犬などは
殺処分の判断をせざるを得ないこともあります。
(その場合も相当慎重にされています)
このあたりは愛護団体とかわらないやり方だなと感じました。
犬に関しては
わたしも元々犬好きだし今だって好きです。
実際に収容されている犬たちにも会いました。
なので、思うことはたくさんあります。
が、今回は猫のことをメインに書いていきたいと思います。
(すでに長くなってますが)


改めまして猫に関しては
いわゆるノラ猫を収容することはありません。

ただ例外として
1)事故に合い瀕死の状態の猫
2)親が近くにいなくて自力で生きることのできない離乳前の子猫
3)飼い主持ち込みの猫
は収容します。
これは犬の場合も同様です。

平成29年度の収容状況がこちらです。

猫を見ると多いのは
「成猫の負傷収容」
「拾得者持ち込みの子猫」
これがほとんどです。

つまり、
・事故にあって通報された猫
・拾われた乳飲み子
です。

大人猫であれば、
「迷惑してるからこの猫もっていって!」
と言われても拒否。
しかし乳飲み子の場合
引き受けざるを得ないようです。
そのままにしておけば死んでしまうだけなので。
それでも
「近くに母猫がいるなら育てている途中なのでそのままに」
と対応しているそうです。

今までは乳飲み子が収容されると
すぐに処分をせざるを得なかった。
お世話ができないからです。
センターは本当に少ない人数で運営されていて
みな、たくさんの仕事をこなしています。
3時間おきに授乳や排せつ補助のある乳飲み子を育てる余裕がありません。
夜や休日に世話もできません。

しかし29年度から
「ミルクボランティア制度」を導入。
公募したミルクボラさんに乳飲み子を託し育ててもらいます。
その際にはミルクやシートなどの物資の支援が出ます。
このほかに登録している愛護団体等に引き渡されている子もいるでしょう。

ただ、このミルクボランティアさんに託せるかわからないので
すべての乳飲み子を引き受けることはできません。
立場上、あいまいな言い方もできないでしょう。
相談者は、
自分でなんとかするか、
処分を承知の上でセンターに渡すか
の選択を迫られます。

かわいそうだからなんとかしたい、
でも自分ではどうにもできない、
という人にとっては結局厳しい返答になります。
その後に、
自分でボランティアを探して相談してくる方もいます。
それはセンターでも認識されていました。

こんな言い方はいやですが、
結局、見つけた人が自分でどうにかしなければ
責任の押し付け合いになるわけです。

それでも、
東京のセンターでは
なるべく健康な子を処分しないで済むよう
努力をされているのだと感じました。

所長さんが
「わたしたちだって処分なんてしたくない」
と言いました。
所長さんは猫を2匹飼っている
わたしたちと同じ猫好きですから
その気持ち、つらさはどんなにかと想像できます。

本当に、同じだな、と思いました。

子猫を見つけた人や
ボロボロになった猫を見つけた人から
なんとかしてほしいと相談がきて、
母猫のいない乳飲み子は
放っておくと死んでしまうから引き受ける。
引き受けてくれるボランティアがいればお願いし、
無事に育てば譲渡する。

わたしたちは限られた地域の中でやっていますから
その先のことも考えて
母猫や周りの猫のTNRもセットでやる。
TNRのお手伝いもする。
これは仕事ではなくてボランティアだからできます。

これを行政ができるようにならないものか。
武蔵野市では猫の数はだいぶ減りましたから
そろそろそういう仕組みを作れないかと考えています。

また長くなってしまったので
センターについてはまた後日書こうと思います。


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by musashino-cat | 2019-02-04 12:30 | 個人的なこと | Comments(0)
先週末、捕獲名人のNさんが急逝されました。

突然過ぎて今でも信じられません。
2日前に電話で話していつも通りだったのに。
あそこの現場どうですか?
いつもどおりの会話だったのに。

Nさんはこのブログにも度々登場する捕獲名人。
その凄さはわたしたちの地域だけでなく
近隣や多摩地域全域に知れ渡っています。

訃報が届いた翌日から
ひっきりなしに電話がかかってきます。

Nさんには本当にお世話になったんです。
うちの子はNさんに保護していただいたんです。
Nさんは猫だけじゃなく人にも優しかったのよ。

いつも待ち合わせていたコンビニを通るたび
Nさんが居るような気がしてしまいます。

わたしは捕獲のやり方をNさんに教わりました。
一緒の現場に入り、目の前でその技を見てきました。
本当に恵まれていたと思います。
Nさんの最後の弟子がわたしだったかもしれません。

でもね、ワザではないんです。
いちばん大事なのは「根性」「根気」
暑くても寒くても深夜でも早朝でも
何時間も何日も粘ること。
それを毎日毎日、何十年もできる人ってほかにいません。
代わりのいない人。

感謝しかありません。

Nさん、本当に本当に、ありがとうございました。

今わたしたちの地域にこんなにノラ猫さんが減ったのは
Nさんのおかげでしかありません。

あとのことは任せてください
とは言い切れませんが、
がんばりますので。

余生はゆっくりするはずだったのよ!
といつも言っていましたよね。

ゆっくりできていますか?

Nさんに助けられた猫たちとの再会がありすぎて
虹の橋のたもとでも、また忙しいかも!


by musashino-cat | 2018-12-05 11:53 | 個人的なこと | Comments(3)
一昨日の夜、ある男性からの相談を受けました。
いろいろ思うところがありましたので、
そのときのことをインスタグラムに書いたものをブログにも転記します。


昨夜はみんなで遅くまでケージ組立と猫たちのお世話。
深夜に帰ってから離婚問題で揉めてる男性から電話があって、
第一声は「猫を預かってもらうのは〜どういう感じですか~?」
という、すぐに切りたい気持ちになるものだった。
そのあとは、嫁が置いていった猫をどうしたらいいのかという相談を一時間半…
最初は誠実さに欠ける話し方なんだけど、
うんうんと聞いてるうちにきちんと話してくれて、
最初の印象とは裏腹に、置いていかれた猫をきちんと育てていた。

水をちゃんと飲んでいるか心配し
水分を摂らせるために毎晩ちゅーるを水で溶かしたものを飲ませ、
長時間留守にするからと自動給餌器を買い、
結膜炎になれば夜間救急に連れていき、点眼もがんばり、
爪を切れないからと購入したショップで切ってもらう…
ご飯は良いものをとロイヤルカナンを購入。

ここずっと、虐待レベルの飼い主さんを目の当たりにしていたから、
なんて素晴らしい!と驚いた。

猫のことなんてわからないからと手探りで2ヶ月育て、
猫も自分の側で寛いでいて、愛着も湧いた。
でもこれからのことを考えると、飼いたいけど、無理になるかもしれない。
そのときに受け入れてくれる場所はないのだろうか?
いろんな団体やNPOや行政に相談したが、
どこも皆同じに、自分で育てなさいと説教された。

でも、彼の話をずっと聞いていると、
ちゃんとした感覚を持っているからこそ、
飼いきれないと考えている。
そのままだとネグレクトになるかもしれないという不安、
離婚問題や仕事も抱えて余裕がない。

色々話すうちに、本当はこのまま飼いたいのだとわかり、
ギリギリまで頑張りたいと言う。
無理になったら必ず相談してねと話して電話を切った。
彼なら大丈夫だろう。

しかし、今世の中で起きている多頭飼育崩壊やネグレクトの問題は、
最初に相談されたときになにも対策をしないことから発生していると思う。

なんとかできないだろうか。

すごく難しいことはわかっている。



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by musashino-cat | 2018-09-13 11:00 | 個人的なこと | Comments(4)

横っ腹に激痛…。

猫相談
入院中の猫多数
イベントのお誘い
仕事もそれなりに忙しく
週末には譲渡会!

そんな時に横っ腹に激痛が走り歩けなくなりました140.png

これはおかしい、絶対盲腸だわ!
そう思って病院へ。

わーどうしよう、こんな時期に。
予定は山積み。

レントゲン、CT、血液検査、検尿検便。
どきどきです。

しかし!
結果、どこも悪くところがなく。
大腸憩室炎ではないか?との診断を受け、抗生物質で様子見となりました…。

ストレス性?思い当たる節はたくさんあります。

1日寝ていたらだいぶ良くなりました。
薬が効いたのか痛みもすっかり良くなりました。

ですが、明日の譲渡会には行かない方向でおります。
大丈夫、ベテランスタッフがたくさんいますから。
みんなにお任せ。

明日も寒そうですが子猫たち風邪ひきませんように。
みんなが家族に出会えますように。
予想通り子猫がたくさん出ます。
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******

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by musashino-cat | 2018-06-16 23:18 | 個人的なこと | Comments(0)

命を繋ぐ人

“命を繋ぐ方々”

写真家の亀井拓也さんが、外の猫たちの餌やりさんのことをこう呼んでいました。
亀井さんはずっと、外の猫や動物たちのことを見守ってきた方です。
そのまなざしはあまりにもあたたかくやさしく、あこがれます。
講演や報告資料など現状を把握するためのツールは様々ですが、やはり実際の現場を目に写すのがいいです。文字通り、身に沁みます。ねこたちだけでなく、冷え込み厳しい中、多くを語らず黙々と彼らの命を繋ぐ方々の姿も知っていただきたい。



わたしは以前から、色々なボランティアさんがいる中で、
餌やりをしている人をいちばん尊敬しています。

それこそ、猫たちの命をつないでくれています。



先日聞いた話ですが、
公園で猫たちにご飯をあげていた方が
小学生に「猫にご飯をあげるのはいけないことだ」と
通報されたのだそうです。
学校でそう教わっているのだそうです。

わたしも以前、
駐車場の猫をなでていただけで
「かわいがるなら家に入れろ!」と
怒鳴られたことがあります。

なんでそんな冷たい世の中になってしまったのか。
間違っていると思いませんか?
こんなのは変えたい。

人と猫とが共生できる街を目指すのなら
これは変えないといけません。

そうでなかったら、
みんなが必死にがんばっているこの地域猫活動は
ただ単に、ノラ猫を減らすだけのものになってしまう。
それは人間のエゴでしかありません。

みんなの願いはノラ猫を減らすことではありません。
外の子たちに穏やかに過ごしてほしい。
そして、外で生きていくしかない、
過酷な環境の中で生きていくしかない猫たちを
これ以上増やしたくないのです。


最近よく思うのですが、
この数年で変わったことはたくさんあります。
たとえばタバコ。
タバコは今や悪者になって道でも店でもすっかり見なくなりました。

だからきっと、この問題も変わっていくはず。
飼い主のいない猫がいたらやさしく迎えよう。
お腹が空いていたら食べ物をあげよう。
怪我をしていたら病院にかけてあげよう。
無理してやることはない、できる人がやればいい。
決してその人を非難することのないように。

猫がきらいな人だっています。
迷惑している人だっています。
それももちろん非難できません。
きちんと対策していかないといけません。

その中で困ったことがあれば、
きちんと、怒らずに話し合って、
みんなが少しずつ我慢して、
中間の方法を取ろう。
自分の意見ばかり通さないでいこう。
困っている人や猫を優先しよう。

そういう世の中になったらいいなあ。


こんなことを書いたら怒られるかなぁ。
あちこちからお叱りうけそうだけど142.png
本当に本当に、そう思っています。




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by musashino-cat | 2018-03-02 22:37 | 個人的なこと | Comments(0)

最近のお気に入り


泣く子はいねが~
人の心の夜回りをする猫の遠藤平蔵。
人も動物もみんなつらくて、でも優しくて。
それが世の中だよと教えてくれます。
彼のようになりたいなぁと思います。
彼のような心で接していきたい。人にも動物にも。




猫と暮らすことの嬉しさや愛おしさを
イラストマンガで紹介してくれます。
駒猫さんちの3にゃんと、
我が家の3にゃんがなんとなくかぶるのです。



あと、石田ゆり子さんのインスタも好きです。
猫のハニオくんがしゃべるシリーズがとくにおもしろい。



わたしは猫にも人と同じような感情があると思っているので
こういうのが大好きです。泣いちゃいます。
うれしいことや愛おしいことで泣けるのは
なんてしあわせだろうと思います。

by musashino-cat | 2018-02-02 11:54 | 個人的なこと | Comments(0)
大雪に寒波。
とにかく外の猫たちのことが心配です。
雪なんてだいきらい。

この大雪は4年ぶり?
この寒波は何十年ぶり?
ということは
そのあとに生まれた動物たちにとってははじめての寒さ
無理だわ…

雪の日にはどうしても想像します。
自分が外に生きる猫だったらと。
逃げ場のない寒さ、濡れていくからだ、
温まることもできません。
それが24時間何日も。
ご飯は冷たく水は凍っている。
わたしだったら生きていくことはできないです。

寒くなるよという予報が出るとわたしはいつも
「猫たちが死んでしまう」とさわぎます。
夫は、大丈夫だよ、猫だからと言います。
何言ってんのよ、うちの猫たちはこんなに寒がりなのに?

なのにこないだの大雪の日。
雪だるまを作ろうとした夫がいいました。
雪ってこんなに冷たかった?もう無理…。

最近夫は大丈夫だよと言わなくなりました。

SNSではみんなが
せめてお外の子があたたくしていられますように
と願っています。

その祈りがどうか届きますように。
ひとりひとりに
優しい人が作ってくれたハウスや
雨風がしのげる場所が与えられますように。


昨日のクローズアップ現代+を見ました。
いろいろな課題、問題。
崩壊する保護団体。
保護動物で溢れかえる施設。
ペットオークションの様子。
問題は行政でもなく
保護団体でもなく
なんならペット産業でもなく
それ以外の人たちにあります。
見た目のいい犬や猫を選ぶ人
面倒を見られないのに子犬や子猫を産ませる人
ペットを途中で手放す人
やるべきことは山積ですが
少しずつやっていかなければと思います。


来週、動愛センターの見学に行ってきます。
ヘタレなわたしはどうしても行けなかった場所。
でも少しずつ現実を見るチカラもついてきました。


~追記~
あとで読み返してみたらなんとまぁ心配性で悲観的…
ごめんなさい。みんなもっとちゃんと強いですね。


******

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by musashino-cat | 2018-01-25 14:03 | 個人的なこと | Comments(0)

2017年を振り返って。

新しい年になりました。
2018年、みなさま今年も宜しくお願いします。

会の活動は年度〆なのでまとめるのはまだ先ですが、
ざっくりと感じたことを書きます。

今年は子猫の相談が多かったです。
お母さんのらねこが生んだ子猫
段ボールに入れられて捨てられた子猫
1匹だけで痩せ細ってうろうろしていた子猫
命を絶たれる寸前だった子猫も
4月から80匹くらいの仔猫を保護したと思いますが、
ありがたいことにほぼ里親さんが見つかっています。

子猫の保護はたいへんではありますが、
保護して優しい家族ができるのであれば
無理をしても保護したいというのがみんなの想いです。

もちろん成猫やシニア猫も保護できるならしたいです。
譲渡率は残念ながら低いですが、ゼロではありません。
保護する場合はその子の面倒を一生みるという覚悟がいります。
成猫の譲渡がもっと進むといいなぁと思います。

それから今年は保護猫の病気や怪我で大変なお金がかかりました。
でも、みなさんのご支援でなんとか切り抜けることができました。
ほんとうにありがとうございます。

今年は虐待のニュースも続き世の中に絶望したくもなりましたが、
猫のためになにかしたいという優しい人にもたくさん出会いました。

活動資金やご飯など支援していただけることが増えていますし
保護猫の里親を希望する方もたくさんいます。

ご自身で目の前の猫をなんとかしたいという方も増えています。

以前は
まわりに猫がいて迷惑しているからなんとかしてくれ
という話ばかりでしたが、最近は
お庭にご飯を食べにくる猫がいるので家に入れてあげたい
近所で子猫がうまれたので保護して里親さんを見つけたい
そういう相談事が増えているように感じています。

これは本当にうれしい変化です。

目の前に困っている猫がいたら
目の前にいるその人が手を差し伸べる
それがいちばんいいわけです。
それがあたり前の世の中になってほしいです。

そんなことを言っているわたしも
見て見ぬふりをすることばかりです。
最近ではSNSというのが困りもので
世界中の困っている子たちの情報が流れてきます。
どんなに遠い場所のことでも
ネットを通じて目の前で起こっているような時代です。

でも今の自分にはできない。
それは仕方ない。
でもいつもちゃんと気にかけていて
自分にできることが出てきたらそのときにはがんばろうと思うんです。

自分の周りのことで言えば、
先日こんなことがありました。
夫とカフェでお茶をしていたらアリがいたんです。
この子どうしよう?ここにいた方が食べ物あるからいいかな?
寒いから死んじゃうかも?
でも見つかったらつぶされちゃうかもしれないから外に出す?
という話になりました。

うちの夫は優しく常識のある人ですが
とくに動物愛護に関心はありません。
わたしも家では活動のことは極力言わないようにしています。
それでも普段のささいな言動がこういう影響をもたらすんだなぁと感じました。

これはきっと一般的なことではないのですが、
わたしの近くにいる人たちはちょっとずつ変わっています。
こういうことが無理なく広まっていったらいいのにと思います。


そしてこれからの課題です。
今の状況、殺処分の問題や
外で苦労している猫たちを見ていると
原因は猫嫌いな人ではなく
猫が好きな人たちにあるということが問題です。

センターに犬猫を持ち込む人は
そもそも好きで飼っている人たち
それがさまざまな理由で飼えなくなって持ち込みます。
引っ越し、病気、家族のアレルギー、
思っていたより大きくなったとか
噛むとか鳴くとか粗相をするとかそういう理由なんでしょう。

わたしたちも譲渡をするときに
そういうことをきっちり伝えています。
そのときは「大丈夫です」と言っていても
実際にそうなったら「無理です」という人もいます。

外をさ迷っている猫を見ていても
もとは飼い猫だったろう猫がたくさんいます。
引っ越しで置き去りにされた子
脱走して帰れなくなった子
飼い主さんの病気や急死で外に出された子

飼い猫でも去勢不妊手術をせずに出入り自由で
外で子猫が生まれてしまう場合がたくさんあります。
手術をするのはかわいそうという人も
子猫はかわいいので見られなくなるのはさみしいという人もいます。

みんな悪意があるわけではありません。
少し考えればわかることですが、人間と言うのは
考えることができなくなる場合もあります。
自分のことでいっぱいになってしまうことがあります。

頭を抱えるほどの相談事の場合、
そこには「困った猫」と「困った人」の両方がいます。
そういうときの受け皿になる場所が必要です。

それらは行政がやらなければいけないこと。
ペットの問題は人間の問題ですから。

そこにボランティアの持つやさしさや柔軟性、
この両方を併せ持つ場所やルールを作ることが必要です。

そんなことはみんなとっくにわかっていて、
対策が取られている場所も勧めている場所もあります。
それを日本中でどうやって広めていくか。
難しい問題で投げ出したくなりますが、あきらめてはいけない。

あきらめたらそこで終わり、です。

わたしは頭が悪くて難しいことはわかりません、
年々歳をとっていくので考えるのも面倒です。
世の中どうにもならないことがあるのはわかっているし
それでも愛があれば大丈夫などと思っている幸せでゆるい人間です。
だからこそわたしの頭でもわかるような解決方法が必要とも思います。

地域活動はもちろん継続して続けていきますが、
こういった問題にも関わっていきたい(いかねば)と思っています。
大事なのは言うだけではなく行動すること。これが難しい。


えらく長くなってしまいました…。
まとまりのない振り返りですみません。
みなさま今年もどうぞよろしくお願いいたします。


なんだかんだ言いましたが
こんなに寒い日に思うことはひとつ。

どの子にもみんなに
雨風をよけられて安心して眠れる場所と
お腹いっぱい食べられるおいしいご飯がありますように。



******

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by musashino-cat | 2018-01-03 12:56 | 個人的なこと | Comments(0)

トラジ。

トラジが天国へ旅立ちました。
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この写真はトラジの預かりさんが撮ったもの。
つらいですが、猫たちの慈悲深さが伝わります。
右がトラジ、寄り添っているのはトラジを慕っていた子猫。
兄弟ではなかったのですが仲良しで、
慈恵院に行く直前までこうしていたそうです。

トラジは春に致死処分寸前で保護した子。
最近とても馴れてきて夜はベッドで一緒に寝るようになっていました。
次の譲渡会には参加して、家族を探そうねと言っていた矢先でした。

直前まで元気にしていて子猫たちに囲まれ、
お兄ちゃんとしてしあわせそうに過ごしていました。

人間の家族や子猫たちに囲まれて
あったかさというものを感じてくれたかなぁと思います。


トラジ、生まれてきてくれてありがとう、また会おうね。


by musashino-cat | 2017-11-01 23:52 | 個人的なこと | Comments(0)

ありがとう、まる子。

まる子が、虹の橋を渡りました。
c0268274_23351728.jpg

まる子は5年間、地域猫としてTさんたちが面倒を見ていた子。
c0268274_23154545.jpg
元々からだの弱い子でしたが、
この場所でみんなに可愛がられながら楽しく暮らしていました。
毎日まる子に会いに来る人もいました。
懐っこくてかわいい、まる子。

今年の3月に体調を崩しご飯が食べられなくなって保護。
その後はYさんのお宅で穏やかに楽しく過ごしていましたが、
肝臓の数値が悪く週に一度点滴に通っていました。
この夏、ご飯を食べなくなりリンパ腫であることがわかりました。

今日、Yさんご家族と保護猫たちに見守られながら息を引き取りました。
c0268274_23143409.jpg

まる子、がんばったね。

ありがとう。

みんなまる子のことを忘れないよ。





彼女はわたしがこの活動に真剣に関わることになった最初の現場の子。
まる子たちのおかげでわたしはたくさんのことを学び、
自分にできることをやろうと決めました。

まる子を想ってわたしは泣くことしかできない。
でもまる子のために、もっとがんばるからね。



by musashino-cat | 2017-10-22 23:42 | 個人的なこと | Comments(0)

むさしの地域猫の会会員の、地域猫活動日記。日々勉強。


by ねこむら
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